トランプさんの外交政策に対して、今どう影響がきているか。

トランプが大統領に就任してから、約1週間の間に、すでに公約として掲げていたことを大方前向きに進めるように政策がとられています。

 

日常生活にあまり関係ないだろう。大統領がどなたになっても。なんて思っていましたが。この1週間でここまで変化を出し、多くの人が影響を受けていることを見ていると。在職の4年の間に何が起こってしまうのだろうと、不安を覚えます。

 

今は、7カ国からのイスラム教徒の入国拒否。研究所でも、大学でも。もちろん、Googleといった企業でも。たとえ、グリーンカードを持っていたとしても、入国が不可能になる危険性を考え。すぐにアメリカへの帰国を促したり。空港に弁護士を派遣し、対応していたり。入国を促した弁護士が逮捕されるなど。混乱状態になっています。

職場では、メーリングリストに乗っかって、現状への報告や、注意などが列挙されたメールが届くようになったり。

 

今、勤務している研究室で一番のお友達がインドから来た聡明な女の子。けして、何かに偏見を持つ研究者ではない女性。2人で、ビザで滞在しているものとして、不安な気持ちと。これからのアメリカはどうなっていくのか。どのような影響を各国にきたすだろうか。ちょっと話題になりました。

 

アメリカ人のお友達は。テロや戦争を引き起こすような過度な政策はやめてほしい。と。

 

でも。今朝の世論調査では。入国拒否にしたこの政策に賛成したアメリカ住人は約50%もいるんですよね。

 

実態が見えない。本当に何が、この国の根底にあるのか。

統計方法の問題なのか、それとも、もっと根深いものがあるのか?トランプ大統領の言い分を鵜呑みにする人が多いのか?アメリカにいても、見えてきません。